令和2年11月16日、浦添市議会の臨時会が開催され、タブレット端末の取得に関する議案が審議された。
議案第72号から74号は、いずれもGIGAスクール構想に基づく端末整備に関するもので、児童生徒1人1台の端末を整備するための重要な案件である。金城淳指導部長は、これらの議案について詳細な説明を行った。
議案第72号は中学校向けに3,805台、2億4,189万円での購入が提案され、小学校向けでは、議案第73号が4,062台、2億2,220万円、議案第74号が4,030台、同じく2億2,220万円である。総計で11,897台が整備される。
質疑では、議員からタブレット端末の単価の違いや入札参加業者の少なさに対する懸念が示された。特に中学校の落札額が高くなる理由については、設定費用や一元管理の必要性から来るとの説明があった。
また、入札に関しても数社の辞退や競争が少ない現状が報告され、特に亀川雅裕議員が入札制度の遵守について確認した。新垣剛総務部長は、入札が適法に行われたことを強調し、取り抜け方式による意味を説明した。
最終的に、議案は全て可決し、本日の日程が終了した。議長は、「条項等の整理については議長に委任される」と述べ、会議は閉会した。これにより、浦添市の教育環境が大きく向上することが期待される。