令和3年4月6日、浦添市議会は第199回臨時会を開会し、特に議長選挙が注目を集めた。
開会の挨拶として、真栄城 玄誠臨時議長は「議長が選出されるまで臨時に議長の職務を行います」と述べ、議会の円滑な運営を強調した。
議長選挙において、投票の結果、比嘉 克政議員が24票を獲得し議長に選任された。比嘉新議長は「浦添市は歴史的な変化を遂げる中で、市民の幸福に貢献するため努力していく」と力強く表明した。
次に、副議長についても投票が行われ、濱崎 早人議員が副議長に選出された。濱崎副議長は「議長を支えつつ、浦添市の発展に尽力する」と発言した。
さらに、会議では常任委員および議会運営委員の選任も実施され、それぞれの選任が承認された。新たに選任された委員は、会議の効率化や議会運営の改善に尽力する意向を示した。
選挙の他にも、監査委員および固定資産評価員の選任についての議案も承認された。特に監査委員については、宮島 達彦氏が新たに選任され、財務部長 比嘉 克也氏が固定資産評価員に選任された。
議案第31号および第32号は、浦添市市税条例の改正や固定資産税の課税免除に関する内容で、自決処分の承認が求められ、続いて採決で賛成多数で通過した。新型コロナウイルスの影響を受けた緊急経済対策としての措置が反映されたことも重要なポイントである。
結びに、新議長は「全力で市民のために尽力する」と再三強調し、臨時会は無事に終了した。今後も新しい議会のスタートに期待が寄せられる。
この会議は、議会の重要な役割を再確認し、市民の生活向上を実現するための貴重な機会となった。