令和元年6月13日に開催された浦添市議会定例会では、防災対策や地域の防災組織について議論が行われた。
特に自主防災組織については、設立された7つの組織が紹介され、その活動状況が報告された。地域住民が協力し合って自分達の身を守る意識を高めることが求められ、一義的には地域の絆が重要であると強調された。
仲里邦彦議員は、浦添市の防災マップの周知について触れ、避難所の情報が明確に提供される必要性を訴えた。また、自主防災組織の活動をより広く浸透させるための取り組みも求められた。さらには、災害時に必要な情報提供についての強化が急務であると述べた。
次に、指定避難所の耐震化状況について詳しく報告され、仲西小学校と仲西中学校の耐震化計画が進行中であることが説明された。市は、全ての学校施設の耐震化を最優先課題として取り組んでいるとした。
また、災害用食料品の備蓄とその更新に関しても重要なテーマとして挙げられ、市内の学校等における備蓄米の管理方法や災害時の活用に向けた計画も述べられた。特に、期限が切れる前に訓練などでの利用を進めることが提案された。地域住民の参加を促す姿勢が求められた。
ポケットパークに散水栓を設置する件では、地域住民のボランティア活動により、花壇の維持が行われていることが強調された。この活動は地域の美化に貢献し、住民の交流の場ともなっている。
最後に、提案された散水栓設置は、今後地域活動のさらなる発展が期待され、市としても積極的な支援が行われることになりそうだ。