令和4年第8回糸満市議会臨時会が、11月25日に本市議会議事堂で開催された。
本会議では、特に補正予算案や条例改正案が中心議題となっており、全体としてスムーズに進行した。市長の當銘真栄氏は、議員の出席に感謝し、提出した議案の概要を説明した。
提出された議案は、一般会計補正予算を含む9件である。この中には、歳入・歳出予算の総額に約2,862万円を追加した議案第77号が含まれ、その結果、総額は319億6,321万円に達する予定である。特に注目される点として、議案第78号では、国民健康保険事業特別会計補正予算に72万円の追加が見込まれており、合計は82億5,400万円となる見込みだ。
また、議案第79号では、介護保険特別会計の補正が盛り込まれており、これも給与改定に伴う人件費の補正が中心となる。議案第80号や第81号も同様に、土地区画整理事業及び農業集落排水事業に関する補正予算案であり、それぞれ14万円、42万円の調整が行われる予定だ。
市議会では、議員報酬と特別職及び一般職の給与に関する改正案も discussion される。特に、議案第82号から第85号にかけては、いずれも令和4年度の人事院勧告を踏まえた改正が行われ、市議会議員や特別職職員の期末手当の支給割合が国に合わせて見直される。この改正案は、全議案が全会一致で可決される見通しである。
臨時会は午前10時に開会し、様々な議題について委員会報告が行われ、質疑も行われた。これに伴い、全議案は所管の常任委員会および予算・決算特別委員会に付託された。議会の運営は、玉城哲郎議員らの協力により順調に進行した。議会は午前11時57分に閉会した。