令和元年第4回糸満市議会定例会では、さまざまな議題が取り上げられた。
特に「西崎運動公園について」は、新垣勇太議員が重要なテーマとして質問を開始した。彼は、公園の整備に関する糸満市スポーツ施設等可能性調査の進捗状況を尋ね、その具体的な進展を求めた。市の建設部長、徳里仁氏は、現在、調査の一環として施設の現況整理や市民団体、プロスポーツ団体へのヒアリングを行い、次のステップへ進むとしていることを述べた。また、調査を通じて新規施設の必要性や整備規模を確認する工程も進めていることを明かした。
新垣議員は、調査の一部に人工芝の導入が含まれているのかを追及したのに対し、徳里部長は民間活用の事業方式について検討していることを答えた。新垣議員は、今後の公認競技場としての計画にも言及し、必要な予算について2,000万円が見込まれることを確認し、この経費負担に対する市の管理計画の重要性を強調した。
さらに環境行政においては、潮崎町遊歩道の樹木の撤去と再設置の進捗状況が重点的に問われた。建設部長は、近くの地域住民に配慮しながら改善を図る考えを示し、市民の憩いの場を守る意向を明らかにした。
防災行政に関しても議題に上り、環境省の自立・分散型エネルギー設備導入推進事業の補助メニューについての今後の活用考えが質問された。総務部長の上原仁氏は、再生可能エネルギー設備の導入を総合的に検討する必要性を強調した。