糸満市議会の定例会が令和元年12月13日に開催され、重要な議題が取り上げられた。
市長選挙について、上原昭市長が来年の選挙への出馬へ向けて前向きに判断する意向を示した。
上原市長は「糸満市を再生し元気にしたい」という思いを語り、近年の施策については市民との約束を確実に実現させる考えを強調した。この発言に対し、玉城哲郎議員は市長の公約に対する評価を尋ねた。
次に、西崎町のさくら児童公園に関する議題では、児童公園内のテニスコートの整備が求められた。玉城議員は、周辺住民から強い要望が寄せられていると述べ、整備の必要性を強調した。教育委員会からは、現在の状況について具体的な答えが示されたが、整備に対する明確な回答は得られなかった。
東京オリンピックについても議論がなされた。糸満市は聖火リレーの最終地点となる運びであることから、市民からも関心が寄せられた。玉城議員が「聖火ランナーには糸満市の方を選んでほしい」と要望したことに対し、関係者は要請を検討中と明らかにした。
また、プロ野球のキャンプ誘致が議題に上がり、特に雨天練習場の検討がされている中で、地域活性化に繋がると期待が寄せられた。議員の一部からは、早急に進めるべきとの意見が出された。
教育行政については、玉村清議員が公立保育所の待機児童問題に触れ、無償化による影響を問いただした。この議題では、多くの市民にとって重要なテーマであり、実施の際に生じるさまざまな問題への対処が求められている。
最後に、米須海岸に関する問題も挙げられ、不法投棄への対策が話し合われた。
市民健康部長からは、監視と警告看板設置による対策を進める方針が示され、参加者の間で関心が高まった。