令和2年3月10日、糸満市議会は定例会を開催し、議案を審議した。
特に注目されたのは、議案第14号の後期高齢者医療特別会計補正予算の訂正である。
総務部長の上原仁氏は、予算書の金額に訂正があると説明。歳入歳出の合計は約4億3,017万8,000円に修正される。
議案は異議なく承認された。次に、議案第17号では下水道事業会計補正予算が取り上げられた。委員長の西平賀雄氏は、主に収益の増減について詳述。
具体的には、下水道事業収益は3,562万3,000円、事業費用は4,378万5,000円の増額であり、国庫補助金等の減額を受け、建設改良費は総額約4億8,778万8,000円に削減されるということだ。
この議案も全会一致で可決された。続いて、議案第33号の工事請負契約変更についても賛成の声が多く、既設の排水溝の老朽化に伴い、新設するとの説明があった。
最終的に、議案第11号の一般会計補正予算が審議された。歳入総額311億7,009万8,000円に減額される見込みであるが、ふるさと応援寄附金は実績が前年比4倍となるため、今後の見通しが期待される。
玉城哲郎氏は、寄附金の増加が地域の活性化につながると強調し、職員たちの努力を称賛した。これに対し、他自治体と比較しさらなる向上を目指すべきと主張。