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糸満市議会が議論を展開、構想の具現化へ

糸満市議会が令和3年第6回定例会を開催。運動公園整備や保育行政など多岐にわたる議論が展開。
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令和3年第6回糸満市議会定例会が令和3年9月14日に開催された。

市民の安全と生活向上をテーマにした一般質問が行われ、主要議題には運動公園の強化、保育行政、及び新型コロナウイルス対策が上がった。

新垣勇太議員は、運動公園・体育施設機能強化事業について、令和3年度の一般会計補正予算の取り下げ理由を問いただした。建設部長の大城拡氏は、コロナ禍の影響で特別単価調査が長引き、年度内の工事完了が難しいため、次年度に繰り越す選択が適切との見解を示した。

また、新垣議員は保育行政について、保育園の進捗状況や保育行政の見直しについて言及した。福祉部長の金城満氏は、現在建設中の認定こども園の進捗が6月より再開したことを報告し、保護者の意見を尊重しながら進めていく考えを示した。

新型コロナウイルス対策に関しては、教育長の幸地政行氏が、部活動やオンライン授業における対応について答弁した。特に、部活動の活動再開に向けた調整が進められている。加えて、急速に変化するコロナの状況を受けて、教育委員会ではいじめ防止策にも力を入れ、教育環境の安全を確保しつつ、親たちの不安を軽減する取り組みが続いている。市民健康部長の島根辰也氏は、市独自の支援策として医療設備の強化や、医療提供の迅速化を図っていることを強調した。

議会ではさらに、道路行政やふるさと納税についても議論が交わされ、経済部長の兼城浩康氏が、ふるさと納税の増額を図るための取り組みを説明した。特に、地域産品の利用拡大と新たな事業者の開拓が寄附金増加に寄与したとした。

糸満市政府と議会は、地区の未来設計に向けた財政政策について議論を深め、行政サービスの質を高めることに尽力している。議論は続き、次回に向けて市民の意見を反映しながら政策の立案や実施に向けた方針が示される。

議会開催日
議会名令和3年9月糸満市議会定例会
議事録
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