令和2年第8回糸満市議会定例会が12月14日に開催された。
出席議員21人の元、主要議案の審議が行われた。
まず、議案第100号「令和2年度糸満市水道事業会計補正予算(第2号)」が審議された。これに関し、経済建設委員会委員長の西平賀雄君が報告を行い、収益的な収入と支出をそれぞれ増額する内容が説明された。最終的に収益は15億4,783万1,000円に、支出も同様に増額される見込みである。全会一致で原案可決される運びとなった。続いて、議案第101号「令和2年度糸満市下水道事業会計補正予算(第2号)」も同様に審議され、下水道関連収入について700万円の減額、ただし資本的収入の増加が見込まれていることが説明された。こちらも全会一致で可決された。
次に、議案第95号「令和2年度糸満市一般会計補正予算(第7号)」が取り上げられた。大城明弘君が委員長として報告を行い、歳入歳出予算に4億4,776万8,000円を追加、歳入歳出の総額は377億9,050万円に達する計画が示された。特に、テレワーク環境構築事業や新型コロナ感染防止対策費について詳細な意見が述べられ、セキュリティー対策の必要性も指摘された。こちらも原案通り可決。
さらに、議案第113号についても市長の當銘真栄君が詳細を説明した。今回の追加議案では、ひとり親世帯臨時特別給付金事業が増額される予定が示され、これに関連する質疑も行われた。民生委員会に付託することで今後の進行が決定された。
本日はすべての議案が可決され、今後の実施に向け準備が進められることとなる。特に水道事業、下水道事業、一般会計の補正は市民生活に大きな影響を及ぼすものであり、議員の皆さんは一層の注視が求められる。