糸満市議会は、令和2年9月7日に定例会を開催した。
出席議員は20名で、議長の大田守氏が会議を宣言し、各議案の審議に移った。
議事始めに、議席の一部変更が提案され、変更が認められた。
続いて市長の當銘真栄氏が議案の提案理由を説明。
今回の定例会には40件の議案が提出され、特に令和元年度の一般会計や特別会計の決算についてが重要視されている。
人権擁護委員候補者の推薦が行われ、渡慶次英子氏が候補として挙げられた。また、令和元年度の一般会計歳入と歳出決算の認定が求められており、監査委員の意見も付いている。
営業利益のある水道事業や下水道事業についても、剰余金の処分が提案されている。
さらに、令和2年度の一般会計補正予算案が提示され、追加予算が約5億9千万円と見込まれる。これは新型コロナ対策費用や社会保障関連の支出を含んでいる。
この他にも、税条例の改正や手数料徴収条例の改正案も提出され、特に新型コロナの影響を受けた中小事業者への支援が重要なテーマであることが強調された。議案は26件に対しての質疑が行われ、その進展が見込まれている。
また、県産品使用の要請や農業委員会の委員の任命に関する議案が提出されているなど、住民の生活や地域振興に関連する議題が多岐にわたる。
他に、新しい市場整備についてなども、関係機関への支援が求められている。
議会は今後も継続して議論を深め、地域のニーズに応える活動を行っていく。