令和4年第6回糸満市議会定例会が、9月7日、議事堂で開催された。
出席議員全員により、会期が本日から9月28日までの22日間と決定した。
議長の金城 寛氏は、諸般の報告として定例会に提出された議案の概要を説明した。
主な議案には、令和3年度糸満市一般会計歳入歳出決算の認定や、令和4年度の予算補正など、合計26件が含まれている。
市長の當銘 真栄氏は、議案の提案理由について、各決算について監査委員の意見を付して報告した。
そして、この決算が地方自治法の基づき重要であることを強調した。
特に、令和4年度の一般会計補正予算案は、総額311億2,983万円に達する。
この中には、NHK全国放送公開番組推進事業と観光振興事業のための予算が含まれ、観光資源の保護が重要視されている。
また、金城 幸盛議員から提出された議員提案の意見書は、時事問題に対する重要なアクションとして注目されている。
この意見書は、中華人民共和国による軍事演習と弾道ミサイル発射が日本の排他的経済水域に及ぼした影響について訴えている。
金城氏は、今回の事態が沖縄県民に与える恐怖と不安を新たに強調した。
市民の安定した生活と漁業活動の影響を守るため、沖縄県に対し厳しい姿勢を求める姿勢が明確である。
これにより、意見書は可決され、県知事が同法のもと、必要な対策を講じることが確認された。
議長は、重要な議題となるこの意見書の提出が、引き続き対外的政策に影響を及ぼすであろうと述べている。
以上の結果から、本議会は今後の市政運営に大きな影響を与える重要な決定を下し、地域経済や市民生活を豊かにするための方針を明確にしたといえる。