令和6年第4回糸満市議会定例会が開会された。
議会では、様々な重要議案が提出され、審議を行った。
市長の當銘真栄氏は再選を果たし、感謝の意を表明。その後、提出された議案の概要説明が行われた。
議案第50号では、糸満市一般会計補正予算において、歳入歳出予算が339億1,080万円となることを示した。
具体的には、歳入には国庫支出金、県支出金の増額が含まれており、歳出では様々なプロジェクトが増額される。
市長は、「企業誘致や教育施策など、地域の活力向上を図っていく」と意欲を示した。
続く議案第51号、52号では物流団地開発や地区整理に関する予算が提示され、予算の各段階で地域の発展を目指すことが強調されている。
さらに、議案第54号からは河川管理や医療関係の補助金の改正について説明され、新たな条例制定が求められる場面も見られた。
議長の金城寛氏は、質疑の進行にあたり、市民の理解を求める姿勢を忘れなかった。
特に、教育費に関する議案は大きな関心を集め、議員たちからの質問も多く見られた。
また、訪問介護費の引き下げ撤回を求める陳情が話題となり、介護報酬の引き上げに関する意見も活発に交わされた。
今期の定例会は、15日間に渡り開催される予定であり、議会では活発な意見交換が行われる見込みだ。
住民サービスの向上に向け、議会の役割が期待されている。