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新型コロナ影響下の糸満市議会臨時会開催

糸満市議会は新型コロナ対策として補正予算を採決。特別給付金など具体策を示す。
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令和2年第2回糸満市議会臨時会が開催され、様々な議案が審議された。

この会議には19人の出席者が名を連ね、重要な議案が提出された。特に注目を集めたのは「令和2年度糸満市一般会計補正予算(第2号)」である。この予算は、新型コロナウイルス感染症対策として重要な役割を果たす内容を含んでいる。

市長の上原昭氏は、この補正予算について「歳入歳出予算を64億1,877万円追加することにより、合計353億188万円となる。主な内部内容には、特別定額給付金が含まれている」と提案した。この定額給付金は、1人当たり10万円とのことで、特に影響を受けた市民の生活をサポートすることを目指している。

玉城哲郎議員は、特別給付金の周知方法に対して、特に高齢者への具体的な手続きの説明が必要であるとの意見を述べ、確認を求めた。これに対して総務部長の上原仁氏は「ホームページやコールセンターを利用して周知を進めたい」と答えた。

また、専決処分の承認についても多くの議案があった。特に注目されるのは、職員の特殊勤務手当に関する条例の改正であり、これは新型コロナウイルス感染症の影響に対応するための特例措置を設けるもので、福元毅消防長がこの必要性について説明した。

加えて、国民健康保険に関する議案も上程された。特に、コロナ感染症に罹患した被保険者への傷病手当金の支給が新設されることは、市民にとって重要なサポートとなる。

議候が続く中、市民生活に直接関与する夫々の条例改正についても報告された。議員提出の「糸満市議会議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例」にて、議員報酬を一時的に10%減額することも決定し、加えて政務活動費も規模を縮小することが伝えられた。これにより、議会が市民とともに危機を乗り越える姿勢を示したことになる。

このように、糸満市議会は新型コロナウイルスに関連する政策の迅速な立案と承認を行い、今後の市民生活の安定に寄与する意向を示している。議会は一致団結し、市民の安全と健康を第一に考える方向での活動を続けていく意義があることが確認された。

議会開催日
議会名令和2年第2回糸満市議会臨時会
議事録
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