令和2年第8回糸満市議会定例会が今日に招集された。
出席議員は19人で構成されている。議題としては、会期の決定や各議案の審議が行われる。特に、令和2年度一般会計補正予算や国民健康保険事業特別会計補正予算に注目が集まった。
會期は今日から12月24日までの18日間と設定された。議長の大田守氏は「異議なし」と述べ、決定を確認した。
當銘真栄市長は補正予算の説明の中で、令和2年度一般会計において、歳入歳出の総額が377億9,050万円になると明言した。
補正には市税や国庫からの支出金が含まれ、新型コロナウイルス感染症への対策にも資金が振り分けられている。これは地域経済対策として重要な位置付けとなる。
また、国民健康保険特別会計については、歳入歳出の総額に変更はないが組替えが行われているという。
議案第97号には介護保険特別会計について、歳入歳出にそれぞれ6,765万円が追加され、総額は48億5,943万円となる。
市長は歳出の詳細についても言及し、民生費や教育費の増額に焦点を当てている。この方針は、高齢者支援や教育振興に寄与することが期待されている。
さらに、流れの中で財産の無償譲渡や指定管理者の指定に関する議案も議題に上がった。特に、米須保育所の建物を社会福祉法人へ無償譲渡する議案には、地元の福祉施策の向上が期待される。
最後に、議会は報告第9号に関する質疑を許可しながら議論を進め、専決処分の報告については、事務的な確認が行われた。
議員からは様々な質疑があり、会議は活発な議論が行われたことが印象的であった。次回の定例会も注目される。