令和3年4月27日、早島町議会の臨時会が開かれた。議会は重要な議題を論議し、いくつかの議決を行った。
まず、会期の決定が行われ、今回は本日1日のみと定められた。
続いて、備南衛生施設組合議会議員の選挙が実施され、佐藤智広氏が指名により当選した。高梁川東西用水組合議会議員に対しても、舩越健一氏が指名され、無事当選した。
重要な議題の一つ、佐藤辰美議員に対する懲罰についても取り上げられた。懲罰特別委員会の委員長、真鍋和崇氏の報告により、佐藤議員に対する戒告が全会一致で決定された。報告では、佐藤議員が発言した内容が議会の品位を傷つけるものであったことが指摘され、その結果として此次の懲罰が相応しいとの結論に至った。
また、議案第29号の町税条例改正についても審議が行われた。町長の中川真寿男氏は、法令改正に基づく必須の改正である旨を説明した。議案は議会で承認され、新たな税制の施行準備が進められることとなった。特に、固定資産税の見直しに関する内容が注目された。
さらに、議案第30号交通系ICカード調達契約についても討議された。町長は補正予算の一環としてICカードの調達が行われることを説明し、3,195万円の契約が提案された。町内での使用環境も整備され、町民にとって利便性の向上が期待されている。
質疑応答では、議員たちから具体的な使用方法や店舗数についての確認が相次いだ。まちづくり企画課長の安原隆治氏は、既に町内で利用できる店舗数が20以上に達することを報告し、今後の普及に向けた資料の配布も計画されていると述べた。
会議では他にも議題が提起されたが、全体として全ての議題が円滑に進行し、無事に会が閉会された。町民へのサービスの充実を図るための議論が展開されたことが印象的であった。