令和3年3月29日に早島町議会が臨時会を開催した。議会の主要なテーマは、副議長及び議長の選挙、そして一般会計補正予算についてであった。
初めに、会議録署名議員の指名が行われ、佐藤智広氏と古田敬司氏が選ばれた。会期は本日1日に決定した。続いて、議長から提出された佐藤智広氏の副議長辞職願が報告され、許可が下りた。佐藤氏は、議会の皆様や職員に対して感謝の意を表し、今後も議員として町の発展に尽力するとの意向を示した。
副議長選挙が行われ、根木一氏が選ばれた。根木氏は、副議長に選任されたことを光栄に思い、公正で円滑な議会運営を目指すと述べた。次に、議長舩越健一氏の辞職が許可され、議長選挙が追加日程として設定された。選挙の結果、平岡守氏が新議長に選出された。平岡氏は、大変な責任を感じるとともに、議会改革に取り組む決意を表明した。
最後に、令和3年度一般会計補正予算(第1号)が審議された。町長中川真寿男氏が補正予算の主要な内容を説明し、新型コロナウイルス対策や経済回復のための施策を中心に計上されていることを強調した。この補正予算の計上額は9,241万1,000円で、関連する支出が詳細に報告された。
質疑応答では、交通系ICカードICOCAの配布方法について質問があり、役場からの個別配布を考えていることが確認された。また、DVの被害者への配慮についても言及され、必要な対策を協議する考えが示された。議案はその後可決され、臨時会は閉会した。