令和5年5月9日、早島町議会臨時会が開会された。議事では、3つの重要な議案が中心に審議された。
主な議案には、町税条例および国民健康保険税条例の改正案が含まれる。これらの議案は
、町長の中川真寿男氏が提案した。まず議案第27号において、新たに導入される
マンションへの固定資産税の税額軽減措置が話題に上った。これには大規模修繕等が
行われたマンションが含まれ、地方税法に基づいた改正である。
続く議案第28号では、国民健康保険税関連の改正が議論された。これは後期高齢者支援金等の
課税限度額を20万円から22万円に引き上げるものである。町民課長の牟田口順子氏が
具体的な説明を行った。彼女は、「限度額が上がることにより、所得に応じた課税が
増える方が存在する」と述べた。
また、議案第29号として令和5年度の一般会計予算についての説明がなされた。町長は
、歳入および歳出を61億1,200万円と定めることを提案した。彼は「これにより、
町の持続可能な発展に寄与する」と強調した。予算審査常任委員会に付託される予定である。
他にも、会期の決定や報告事項も報告され、議会は円滑に進行した。議会では質疑や
討論が行われ、出席議員は9名で定足数も満たしており、活発な議論が展開された。