令和4年3月の早島町議会において、議案や陳情が数多く審議され、特に重度心身障害者医療費補助制度の国の制度化を求める意見書、国立病院の機能強化を求める陳情が重要なテーマとして取り上げられた。議会では、佐藤辰美議員や真鍋和崇議員をはじめとする多くの議員が活発に意見を述べ、地域課題に対する懸念や解決策について議論が交わされた。
特に、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた地域の医療や福祉システムについての懸念が多く聞かれた。今後、これらの問題に対して迅速かつ適切な対策が求められている。議会は議案第14号から第26号までの予算案を可決し、令和4年度に向けた財政運営の方針を固めた。特に、保育関連や公共交通、駅のバリアフリー化に注力し、地域への利益還元を目指す姿勢が示されている。
また、議案第29号での議論では、地域の待機児童問題や遊具設置などの課題が指摘され、早急な対策が求められた。佐藤辰美議員は、駅バリアフリーの必要性に対し、住民の理解を得るためのコミュニケーションと透明性の確保を訴えた。町長も、住民の意見を十分に反映させる重要性を強調し、今後の対話を約束した。