令和5年12月定例会で、早島町の人口減少および少子化対策について議論が交わされた。各議員からの意見に対し、町長の佐藤博文氏は、子育て施策の充実を進める意向を示した。具体的には、給食費の無償化や保育料の無償化の検討が進められているとのこと。また、高校3年生までの医療費無償化についても議論され、一定の負担軽減を図るとした。
さらに、児童館の廃止と新設について、議員からの強い要望が寄せられた。多くの町民から、児童館の存続を求める声が上がる中、町長は民間の力を活用しつつ、児童館の在り方を慎重に検討するとの見解を示した。放課後学童保育についても、子どもたちの安全を重視し、支援員の増員を計画している。
また、早島の教育環境についても触れられ、小中学校の体育館空調設置や、整備計画についても進捗が求められている。町長は、教育環境の整備には機構改革や体制づくりが欠かせないと強調。
地域の活性化には、住みよい環境不動産の配置が重要であり、早島駅周辺の市街化区域編入が議論され、交通安全施策の強化も求められた。特に、駅前の交差点改良が急務とされ、事故防止の観点から迅速な実施が必要とされた。