令和5年5月10日、早島町議会臨時会が開かれ、令和5年度一般会計予算が可決された。
この予算案は予算審査常任委員会において審議された結果、全会一致で承認される見込みとなった。委員長の林郁夫氏は「地区の住民説明会で寄せられた意見を踏まえ、駅周辺のバリアフリー化が重要」と指摘した。物価高騰などの影響も考慮し、綿密な計画の策定が求められる。
審議の中で、公共交通の整備促進についても議論され、今後の進捗状況については議会に報告される方針だ。住民からは、地域の自治会を通じた丁寧な説明会の開催要望が強く寄せられている。
秋の予防接種に向けて、町長の中川真寿男氏は「新たな日常に向けた取り組みを行い、住民の福祉向上に努める」と述べた。コロナが5類へ移行したこのタイミングを捉え、地域住民が安心して生活できる環境づくりに尽力したいと強調した。予防接種券の配布が進む中、町民の積極的な接種が呼びかけられている。
審議が全て終了した後、議長の根木一氏が感謝の意を示し、議会は閉会する運びとなった。本臨時会では重要な予算議案が可決され、新たな事業への婦人が期待されている。議員からは今後の展開に対する関心が高まっている。