令和2年6月、早島町議会定例会が開かれ、様々な議案が上程される中で重要な決定がなされました。
まず、会期の決定が行われ、次に諸般の報告がなされました。特に、早島町町長の中川真寿男氏は新型コロナウイルス感染症への対応について言及。
「感染拡大防止対策や経済支援策を行ってきた」と報告し、町民への支援が重要であると強調しました。
次に、議案第35号として固定資産評価審査委員会委員の選任について議論が行われ、再選任が決定しました。この議案に対する質疑はなく、順調な進行を示しました。
続く議案第36号から第43号に関しては、専決処分の承認が求められました。特に注目が集まったのは、議案第36号における和解および損害賠償額の決定に関するもので、町管理の道路で起きた事故による損害賠償に関するものでした。町長は「迅速な対応が必要だった」と述べ、議会の理解を求めました。
その後、税制改正に関する議案が並びました。中でも新型コロナウイルスの影響を考慮した特例措置が採用され、町税条例が改正されることが決定。また、町税条例では環境性能割の税率軽減が提案されており、「こうした変更は地域経済においても必要不可欠である」との意見も見られました。
さらに、議案第44号から第57号では、さまざまな条例制定や改正が提案され、盛況な質疑応答が行われました。この中には早島町の将来に関わる重要な事業や、生活支援策が盛り込まれており、議員たちによる活発な議論が展開されました。
最後に、この議会では、休会の決定も行われ、次回の議会に向けて一時的にその活動を休止することが承認されました。議会メンバーは今後も地域の発展に向けた議論を続けていくと誓っています。