令和5年3月30日、早島町議会臨時会が開かれた。
議事日程には、会議録署名議員の指名、会期の決定、諸般の報告、及び议案第26号の検討が含まれている。特に、議案第26号は令和5年度一般会計暫定予算に関するものであり、その詳細な説明が行われた。
町長の中川真寿男氏は暫定予算の総額を歳入26億8,282万3,000円、歳出36億1,945万3,000円と定めると述べた。この暫定予算は、新規事業及び投資的事業の経費を原則計上せず、町民生活に必要な経費に焦点を当てることが決められた。また、年度初めからの施行が必要な事業については例外として必要な経費が計上される方針にある。
質疑応答において、佐藤博文氏が「一般会計予算が否決される原因として、契約書や仕様書に基づく予算の根拠についての説明不足」を指摘した。これに対し、中川町長は、「町民生活に支障をきたさないように配慮し、最小限の政策を含めた提案を行った」と言及した。
また、舩越健一氏は「児童館の建設事業を通じての説明不足が暫定予算という新たな状況を引き起こした」と懸念を表明した。 これに対して町長は、以前の審議における説明不足を反省し、「議員の皆様にしっかりと答えるよう取り組む」と答えた。
さらに、真鍋和崇氏が「西コミュニティセンター暫定保育園の運営費用について質問し、安全確保のために地域住民との調整を進めていく方針を求めた。」