令和2年3月3日、早島町議会の定例会が開かれた。会議では、主に町の重要施策と予算案が審議され、特に人権擁護委員候補者や副町長、監査委員の選任が調整された。
中川真寿男町長は、諮問第1号に関して、早島町の人権擁護委員として日笠清氏の推薦を行い、議会の同意を求めた。町長はその重要性を訴え、支持をお願いした。また、副町長については山本哲也氏が適任であるとし、同様に議会の承認を要請した。
特に注目されるのは議案第9号の早島町国民健康保険税条例の改正である。これは18歳未満の子どもに関する均等割の減免を提案するもので、町長はこの施策が子育て世帯への支援となると強調した。
さらに、令和元年度の早島町一般会計補正予算についても討議された。総務課長からは、国保会計における負担の軽減に向けた取り組みが報告された。議案は審議され、賛同を受けて各年度の予算案が承認された。
この議会においては、両者の選任が承認され、議会全体の一体感が強化された。また、町長の不祥事に対する意見書も提出され、議会の信頼向上に向けた意識が示された。議員からは、町政運営における透明性や責任についての意見が多数寄せられた。