令和元年6月5日、早島町議会は定例会を開会した。注目すべき内容には、町長による報告や複数の議案の承認が含まれる。
まず、会期は6月12日までの8日間に決定され、議長の指名によって会議録署名議員が選出された。次に、町長の中川真寿男氏が平成30年度の繰越明許費に関する報告を行った。これにより、様々な事業に必要な繰越額の詳細が説明された。
岡山県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙が進められ、議会の規定により選挙の方法が確認された。続いて、備南衛生施設組合議会議員の選挙についても、異議なしに指名推選の方法で進行した。これにより、2名の議員が選任された。
特に重要な議案である、町税条例等の一部改正を求める議案第25号から第27号については、町長が改正内容を説明した。町税条例の改正は、寄附金税額控除などに関するものである。国民健康保険税や介護保険条例の改正も行われ、特に後者は消費税の引き上げに伴い保険料の軽減が見込まれている。
また、議案第28号から第38号までは、複数の条例改正や予算補正案が提示された。早島町の災害弔慰金や教育・保育施設の利用者負担額に関する条例が相次いで改正される予定である。特に、早島町一般会計の補正予算は7,758万9,000円の追加が決定し、新たな施策が展開される基盤が整えられた。
会議の最後には、次回の日程が調整され、今後の展開が興味深くなる内容が議論された。議員からは予算の使用についても意見が上がり、透明性のある運営が求められていることが示唆された。