令和2年12月18日の早島町議会では、主要な議題として新型コロナウイルス感染対策と財政健全化が取り上げられた。
最初に、新型コロナウイルス感染対策については、林郁夫議員が町の対策を評価する発言をした後、今後のさらなる警戒の必要性を強調した。
また、町長・中川真寿男氏は、町内での感染防止策の強化を語り、経済支援施策も実施していることを述べた。特に新型コロナウイルス感染症対策本部が設立されたことや、医療施設や教育機関への支援がなされていることが報告された。
次に財政健全化についての議論が行われ、林議員は県の予算が大幅に削減される中で、早島町も今後の予算編成を見直す必要性を訴えた。町長は来年度の税収減を見込む中で、健全財政を保つための施策を進める考えを示した。特に財政調整基金の適切な運用が求められ、必要な支出を実施するための見通しを持つことが重要であると強調している。
また、議会での発言に基づき、町の人権侵害や風評被害対策に対しても講じられている取組みが示された。これは新型コロナウイルス感染症に対する理解を深め、差別や偏見の防止に寄与するものである。
最後に、テレワーク推進実証実験の進捗状況が報告され、職員がリモートで業務を行える環境を整備することが急務であることが議論された。これにより、ペーパーレス化への道筋が見え始めており、今後実施に向けた具体的な行動が求められる。