令和4年7月25日、早島町議会は臨時会を開催した。議題には、補正予算案の審議が含まれており、出席議員により有意義な意見が交わされた。
議事はまず、会議録署名議員の指名が行われ、細田貴道議員と佐藤智広議員が指名された。続いて、会期は7月25日の1日間と決定された。
議案第43号については、町長の中川真寿男氏が提案理由を説明した。今回の補正予算は、保育所整備に関わる2,263万5,000円の追加が特徴である。これに関する財源は、国庫支出金とふるさとづくり基金からの繰り入れを基にしており、計画的な財政運営が求められている。
質疑に関しては、特に異議なく進行し、後日予算審査常任委員会での付託が計画されていることが述べられた。続く委員長報告では、根木一議員が予算審査常任委員会の結果を報告し、議案は原案の通り可決すべきものとされ、満場一致で可決された。
町長は、待機児童問題についても懸念を示し、迅速かつ丁寧な施策の実施を約束した。また、来年秋には児童館の正式なオープンを目指し、地域の子育て環境改善に寄与する意向を強調している。議論を通じて、住民の真のニーズに応えながら、行政運営に努める重要性が再確認されている。
本日の臨時会は、町長と議員による深い議論の上に成り立つものであった。参加者は、より良い地域社会の実現に向けた意志を新たにし、閉会の挨拶をもって会議は終了した。今後も継続的な協力とコミュニケーションが求められている。