令和4年12月16日、早島町議会の定例会が開かれた。
本日の会議では、会期延長や補正予算の議案が議題に上がった。特に議案第77号では、妊婦や子育て家庭への支援を目的とした補正予算が提案された。
議長の古田敬司氏が開会を宣言し、出席議員が確認された。続いて日程第1の会期延長について議論が行われた。議案は12月21日まで延長されることが決定した。
次に日程第2、議案第77号の令和4年度一般会計補正予算が提案された。副町長の山本哲也氏は、補正額が3,427万4,000円となり、歳入歳出合計が63億571万4,000円となると説明した。この予算は、妊婦、子育て家庭への経済的支援や学校給食の負担軽減に充てられる予定である。
この補正予算の財源は、国と県からの支出金、そして財政調整基金の繰入金で賄われる。提案後、質疑は行われず、予算審査常任委員会に付託されることが承認された。
会議はその後休憩に入り、午前11時40分に再開された。続いて日程第3、各委員長からの報告が行われた。総務厚生常任委員会では、人事関連の条例の改正案5件が可決された。特に議案第64号では、職員の定年引き上げに関する意見が出され、今後の人材確保についても言及された。
産業文教常任委員会からは、給食費や観光センターの管理についての報告があり、学校での教育効果に期待が寄せられた。また、予算審査常任委員会からの報告では、補正予算に関して中小企業への支援や交通対策について意見があった。こうした議案は全て可決されることとなった。
最後に、次回の会議日程として12月17日から20日を休会とし、全ての議事が終了したことが報告された。議長は出席議員に感謝の意を伝え、午前11時54分に会議が閉じられた。