令和2年第4回豊後高田市議会定例会が開催された。
今回の定例会では、様々な議案が提出され、重要な意思決定が行われる。この会期は12月17日までの16日間で、議員全員が出席し、円滑な運営が図られた。
最初に、議長の河野徳久氏が開会を宣告し、日程にしたがって進行した。日程第1では、成重博文議員と中山田健晴議員が会議録署名議員に指名された。
続いて日程第2では、今期定例会の会期が本日から12月17日までと決定された。この決定に対し、異議はなく無事承認された。
日程第3では、第60号議案及び第61号議案について、決算審査特別委員長の阿部輝之氏より報告が行われた。これらの議案は、令和元年度の歳入歳出決算及び水道事業会計の剰余金の処分に関するもので、審査は終了し、すべての議員から異議なく認定が決まった。質疑や討論は行われず、議案はスムーズに通過した。
次に日程第4に移り、第66号議案から第94号議案までが提案された。市長の佐々木敏夫氏が提案理由を説明し、特に新型コロナウイルス感染症対策についての補正予算計上に重点が置かれた。市長は、エイチワンの立地表明や真玉海岸の国登録名勝についても触れ、地域の活性化に向けた取り組みを報告した。
佐々木市長は、特に現在のコロナ禍の影響が強調されている中での市民経済の支援には、定額支援金やプレミアム商品券の発行が含まれていることを説明した。これにより、経済活動を支え、地域の活性化を促進する狙いがあると述べた。また、居住満足度の調査では、豊後高田市が高く評価されており、今後も人口増加へ向けての施策が重要であると強調した。
市長の説明後、議案に関する質疑、討論は行われなかったが、議案が順調に審議される中、今後の議会の動向が注視される。本会議は、12月8日に再開される予定であり、引き続きの進行が期待される。