佐久市議会の定例会が令和2年6月19日、開会された。
議事日程では、報告事項のほか、会議録の署名議員指名、議案質疑、議案の委員会付託、陳情の委員会付託が議題に上がった。
まず、議長の神津正氏が挨拶し、24名全員が出席していることを確認した。
報告事項では、議員の表彰が話題に上った。市川稔宣議員と小林貴幸議員の2名が、在職15年以上として全国市議会議長会と北信越市議会議長会から表彰されたことが伝えられた。
市川議員が感謝の意を表し、地方自治の重要性や、特に感染症や自然災害が増加している今こそ、地方議会の役割が問われていることを強調した。
その後、会議録署名議員の指名として、高柳博行議員と土屋俊重議員の2名が選ばれた。
続いて、議案質疑に移り、議案第64号から76号までの質疑が予定されていたが、特に質疑の通告はなく、議長はこれで質疑を終結した。
さらに、議案の委員会付託が行われ、議会運営委員会による付託表が承認された後、陳情文書も同様に付託が決定された。
議長の神津正氏は最後に次会日程を報告し、議会は委員会審査のための休会を挟み、6月30日に再開することが確認された。
この日の会議は午前10時に開会され、約13分で散会となった。議会は市民の声に耳を傾け、今後も地方自治の発展に努めていく姿勢を示している。