令和6年3月19日、佐久市議会第1回定例会の第6日目が開催された。議事は、新たに上程された追加議案の説明を皮切りに、議案質疑、そして各議案に対する委員長報告や質疑、討論、採決が行われた。
市長の柳田清二氏が提案した議案第48号について、地方税法の改正に伴い、令和6年度分の個人住民税から雑損控除を適用するための条例改正が必要と説明した。この改正は、令和6年の能登半島地震で被災した市民に対し、税負担を軽減する意図があるものとされている。
議案第48号に対する質疑はなかったが、これを受けて、さらに議案委員会への付託が認められ、最終的に全会一致での可決となった。
また、議案第13号、モンゴル国ウランバートル市スフバートル区との姉妹都市提携に向けた議論では、高柳博行社会委員長が提起した。これには、両市間の交流の深化が期待され、将来的には経済的な相互通行も視野に入れた提携がなされる可能性が言及された。この提案も充実した討論を経て、賛成意見が多く寄せられ、原案通りに可決された。
さらに、意見書案第1号の審議も行われ、政治資金規正法の透明性向上や厳格化を求める内容について、国会および政府に要請することが確認され、こちらも可決された。
新たに追加される議案第49号、議員の請負の状況の公表に関する条例については、政治活動の健全性を保つために重要な内容とされ、議員の活動の透明性確保を図ることが目的である。この条例も問題なく可決された。
予算決算委員会から提出された令和6年度一般会計予算は、全体として一定程度の敬意と慎重さがもたらされた審議を経て可決され、来年度に向けた財政の基盤が固まる形で前進した。