佐久市では、空き家問題が深刻な状況にあり、地域の美観や治安、さらには公衆衛生に影響を与えるリスクが指摘されている。令和3年から令和4年にかけて、市の取り組みの結果、3,129軒の空き家が2,751軒に減少したという成果がある。また、空き家バンク制度として、所有者の同意を得て情報を提供し、物件の活用を促進する施策も進められている。これに関して、約666件が登録され、そのうち620件が契約に至った。
一方、子ども・子育て支援施設でも様々なプログラムが進行中であり、地元との連携を強化する取り組みが行われている。特に、家庭内での相談支援が中心となり、他の専門職との連携を図ることで、妊娠から育児に至るまでの包括的な支援が模索されている。これにより、より多様化した子育ての支援が可能になると期待されている。
新たに策定された新佐久市ハーフマラソン大会では、参加者数4,000名を目指し、効果的なコース選定や地域と連携したおもてなしが特徴だ。特に、地域の住民参加を促すことで、町全体がイベントに参加する意識が高まっており、マラソンを通じ地域経済の活性化が図られることが期待される。