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佐久市議会、一般会計補正予算など多岐にわたる議案を審議

令和4年12月20日、佐久市議会にて一般会計補正予算や免税軽油制度、医療・介護の意見書などが審議されました。
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令和4年12月20日、佐久市議会は第4回定例会の6日目を迎え、議案や請願に関する様々な事項が審議されました。特に注目されたのは、佐久市の一般会計補正予算や、医療・介護の人員増加と処遇改善を求める意見書案の提出でした。

議長の柳澤潔氏は、開議時に「現在の出席議員は25名であり、定足数を超えている」と述べ、本日の会議の進行を宣言しました。続いて、追加提出された議案について、柳田清二市長がその理由を説明しました。特に、令和4年度一般会計補正予算に531億5225万3000円の経費追加については、妊産期から子育て家庭への支援として、「出産・子育て応援給付金」を含む新たな経済支援が盛り込まれている点が強調されました。

総務部長の畠山啓二氏は、具体的な予算内訳についても報告し、地方交付税が1679万9000円増額されることや、国庫支出金が7519万1000円増加することを明らかにしました。質疑では、議案に対する意見が交わされ、全体的には円滑な議論が展開されました。

また、提案された意見書案の中で「免税軽油制度の継続を求める意見書」が全会一致で可決されました。これにより、地域経済を支えるスキー場などの産業が影響を受けることが懸念される中、この制度の重要性が再確認されました。

医療・介護に関する意見書案でも、人員増と処遇改善が求められ、国に対して必要な体制の確保が訴えられました。加えて、学校におけるマスク着脱の選択に関する陳情があり、これが賛否を呼び起こしました。賛成する議員からは、子供の精神的負担を軽減するためにも柔軟な対応が必要であるとし、一方で、感染対策としての一律なマスク着用の重要性を挙げる意見もありました。

このように、様々な意見や提案が交わされる中、議会は地域の声を的確に捉え、議論を深める場となっています。佐久市議会では、引き続き、地域のニーズに応じた施策や方針を模索し、透明性のある議会運営を推進していく意義が強調されました。

議会開催日
議会名令和4年佐久市議会第4回定例会
議事録
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