令和4年9月14日、佐久市議会第3回定例会が開かれた。
議長の柳澤潔氏が開会を宣告し、報告事項が述べられた。
追加議案として、令和4年度一般会計補正予算と人権擁護委員推薦の2件が市長から提出された。
市長の柳田清二氏は、「予算案は、新型コロナウイルスワクチン接種関連経費のため、歳入歳出をそれぞれ2億4270万円追加するもので、総額は537億4471万7000円に達する」と述べた。
また、諮問案に関しては任期満了に伴う人権擁護委員の推薦を議会にお伺いするものであると説明した。
これに対し、議会運営委員長の中條壽一氏が、「これらの取扱いについて、総括説明を行った」と報告した。
日程に移り、会議録署名議員として城田領議員、木内義春議員が指名された。
さらに、日程第2において市長から提出された予算案の総括説明が行われた。
その後、質疑が行われ、塩川浩志議員が議案第61号の契約変更理由について質問。
土屋社会教育部長が公共工事設計労務単価の上昇などが理由であると説明し、「スライド条項に基づき、業者との協議により増額計262万8000円に決定する」と述べた。
このように、議案の質疑が終結し、討論は省略され、原案通り承認されることとなった。
次の議題についても質疑が行われたが、異議なしの利用が続き、すべての議案がそのまま決定されたことが報告された。
今後は、議案の委員会付託が行われ、委員会審査を経て再度、会議にて審議される見通しである。市民にとって重要な事案が多く扱われた定例会は、今後の進展が期待される。