令和2年3月6日に開催された佐久市議会第1回定例会では、重要な施策と予算についての議論がなされた。議会では、令和2年度の当初予算編成や自治体の自主財源の確保に向けた施策が取り上げられた。特に、新政ネットの小林貴幸議員が、予算編成に関する質問を行い、柳田市長がその施政方針を明確に示した。
市長は、「市民の皆様と世界最高健康都市の構築、安心・安全な子育て支援、地域経済の活性化に向けた施策を推進している」と述べた。また、特に新型コロナウイルス感染症についても、市の対策が迅速に行われていることに言及。
さらに、台風19号の影響で発生した災害についても話題があり、市長が「地域の安全を守ることが最優先で、早期の復旧を目指す」と発言。これに対し、小林議員は防災訓練や地域の防災意識の向上を提案した。
今回の議会は、財政面で厳しい状況が続く中でも市民の期待に応える施策が提示され、特に、新型コロナウイルスに対する対応策が迅速に進められることが求められる。議会の雰囲気は引き締まっており、市長は「市民との約束を果たすために努力する」と強調した。
また、代表質問では、2040年問題として人口減少に冷静に対策を考える必要性が強調され、市の将来を見据えた適切な施策の必要が挙げられた。市長は今後の施策展開についても前向きな姿勢を示した。地方創生や自主財源の確保が今後のキーワードになることが予想される。