令和4年第2回定例会が開催され、様々な議題について議論が行われた。特に注目されたのは、特定住宅リフォーム支援事業に関するものであり、市が行うこの事業は市民の生活の質を向上させるための大きな一歩として評価されている。これまで559件に対して合計1億54万4000円の支援が行われたことが報告され、継続的な取り組みを望む声が上がった。
また、マレットゴルフの振興策も話題に上った。市内のマレットゴルフ場は17か所あり、約1300名の競技者が在籍しており、スポーツとしての種目の普及や、市民の健康促進に寄与している。大会や指導体制において市民の参加を促進する方針が示され、その必要性が強調された。
一方で、コロナ禍での文化振興事業は厳しい状況が続いており、出演機会が失われるという懸念がある中、佐久市文化事業団はさまざまなイベントを企画しており、混雑状況を考慮した運営を進めている。特にキッズ・サーキットのイベントが完売するなど、市民の文化活動への関心の高まりが見られた。
環境問題については、ゼロカーボンに向けた施策が進行中であり、市民や企業への周知徹底が求められている。公共施設への再生可能エネルギー導入などの取り組みが進んでおり、特定住宅リフォーム支援事業の拡充と併せて、環境意識のさらなる向上が図られていくと期待される。市は引き続き、環境にやさしいまちづくりを目指し、複数の施策を検討していることが確認された。