令和5年6月21日、佐久市議会は第2回定例会を開き、多くの議題が討議された。
議事の中で、全国市議会議長会及び北信越市議会議長会からの表彰が行われた。
表彰を受けたのは柳澤潔議員、吉川友子議員、三石義文議員である。
柳澤議員は表彰式で、「この功績は市民皆様のおかげ」と述べ、さらなる市政発展を目指す意欲を語った。
続いて、議案質疑においては、令和5年度の河川等土砂搬出場整備事業に関する議案第63号が中心となった。
内藤祐子議員がこの工事の河川浚渫への効果や財源の明示、工事に伴う安全対策について質疑した。
内藤議員は、しゅんせつの必要性を強調し、市の取り組みを評価しつつ、予算の適正配分を求めた。
小林義夫建設部長は、土砂搬出場整備によって計画的なしゅんせつが可能になると説明した。
また、この整備により、従来の処分費が軽減され、河川の安全が早期に確保できるとの見通しを示した。
特に、「昨年度と比べ2倍の進捗が見込めることが期待されている」とした。
さらに、内藤議員から安全対策や降雨時の影響に対する質問もあった。
これに対して小林部長は、調整池の設計が30年に1回の降雨を考慮している点を強調した。
このように、議会内で市の河川整備の重要性とそれに伴う安全対策が議論された。
また、議案の委員会付託や陳情についても手続きが進められた。
今後も委員会審査を経て、市民にとって重要な議案について検討が続けられる。
議長は、次回会議の開催日程を伝え、会議を散会した。