令和5年5月16日に開催された佐久市議会第1回臨時会では、議長及び副議長の辞職と選挙が行われた。
まず、柳澤潔議長が辞職し、江本信彦氏が新たに議長に就任することが了承された。
江本新議長は、コロナ禍からの回復に向けた市内経済の活性化に力を入れると述べた。
次に、副議長の辞職も決まり、三石義文氏が副議長に選出された。
新副議長の三石氏は議会の活性化に貢献する意欲を示した。
会議の中では、議案の審議も行われ、議案第52号から第54号が上程された。
続いて、令和5年度一般会計補正予算(第2号)が提案され、物価高騰により低所得世帯への支援を中心に構成された。
特に、一般会計補正予算は482億円を超え、その内の給付金や支援策が詳細に説明された。
具体的には、物価高騰対策として低所得世帯に一世帯あたり3万円が支給され、ひとり親世帯には1人当たり5万円が給付される。
また、監査委員の選任についても議論が進み、土屋俊重氏が新たに選任された。
最後に、行政と議会の良好な関係を築くために、新しい議席配分の決定も行われ、議会の運営体制が強化されることとなった。
この臨時会は短期間で多くの議題をカバーし、効率的な運営が求められる中、議員たちは懸命に議論を重ねた。