令和4年3月24日、佐久市議会第1回定例会が開催された。本日は、付託議案の審査が中心となり、その結果が全体の行方を左右する重要な一日となった。
議事日程に記載されている通り、会議は午前10時にスタートし、最初に会議録署名議員の指名が行われた。議長の柳澤潔氏は、会議を運営する上での重要性を強調した。
次に、付託議案に対する委員長報告が行われた。三石義文総務文教委員長は、3月14日から16日にかけて行った審査の結果を報告した。議案第2号から第11号までの計5件は全て原案可決となった。審査の中で、条例案4件や制度改正に関連する報告がなされ、議会からも慎重な意見が上がった。
また、内藤祐子議員は、整理された資料に関して訂正を特に強調した。彼女は「情報を編集する際には、細心の注意を払う必要がある」と述べ、誤りへの反省を表明した。これを受け、誤りの訂正後の資料が配付された。
その後、経済建設委員長の大塚雄一氏からも報告が行われ、議案第12号から第15号までの全てが原案可決となった。特に、令和元年の東日本台風災害による復旧工事の進捗状況が確認され、地域の人々にとって重要な交通整備が取り上げられた。
意見書案が2件提出され、社会委員長の小林歳春氏は、臓器移植に関する環境整備を求める意見書について説明した。この意見書は、現在の日本において臓器移植の待機状況が厳しい中、支援体制の強化を求めるものである。また、中部横断自動車道の早期実現を求める意見書も可決され、地域発展への期待が高まった。
議会は、これらの意見書や付託議案を行うことで、今後の地域発展と住民の福祉向上に十分な配慮を示していく姿勢を貫いたと評価される。今後も、この異常事態に対処するため各議員が団結した取り組みを行う必要がある。議長は本日の議事を締めくくり、午後零時01分に閉会を宣告した。