令和5年2月、小諸市役所において臨時議会が開催された。
この会議では、議長や副議長の選挙が重要な議題として取り上げられた。清水喜久男議員が進行を担当し、出席議員に対してスムーズな選挙手続きの実施を促した。
丸山正昭議員が議長に選ばれた。彼は、当選後の挨拶で「市民の信頼を得るために、議会の活性化と改善に努める」と述べた。また、土屋利江議員が副議長に選出され、これからの議員活動への意気込みを語った。
さらに、常任委員会や特別委員会の設置が承認され、新たに選任された議員たちがそれぞれの役割を担うこととなった。具体的には、総務文教委員会には中村美奈子議員などが選任された。また、議会運営委員会も設置され、円滑な議事進行が期待される。
小泉俊博市長は、臨時議会の冒頭で挨拶を行った。彼は、「議会と執行機関は車の両輪であり、市民の期待に応えるためには真摯な議論が必要」と訴えた。人口減少が進む中、持続可能な自治体であるための課題解決に議会が果たす役割の重要性を強調した。
続いて、議案第1号として小諸市監査委員の選任も議題に挙がり、柏木今朝男議員が適任者として承認された。この議案についても異議はなく、即決で採決され、柏木氏の選任が決まった。
本会議は午後6時50分に閉会となり、臨時議会は成功裡に終了した。議会の新たな体制の下で小諸市の発展が進むことが期待される。