令和4年12月7日、小諸市議会では定例会の第4日目が開催され、議題として一般質問が行われた。
この日、竹内健一議員の主な質問は、行政区の現状や課題についてであり、特に68区の立ち上げや高齢化、役員不足などの問題を提起した。
これに対し、小泉俊博市長は、「地域課題の解決は住民の自主的な協力が必要だ」と述べた。
また、竹内議員は駅舎の改修についても言及し現状や課題を問いただし、駅舎の老朽化や改築の必要性を強調した。
市長は「駅は地域の文化と歴史を物語る場所であり、改築に向けた検討が必要である」と返答した。
加えて、早川聖議員も持続可能なまちづくりについて質問した。特に子どもたちの成長を支援する施策として、学校給食の無償化や医療費の窓口負担軽減を求めた。
しかし、市長は「現行の支援策を維持しつつ最善を尽くす」というスタンスを崩さなかった。
福島鶴子議員は、地方自治体の役割を軸に議会との関係について議論を展開。議員自身が市民の意見を代弁するため、議会の責任が重いことを指摘した。
市長は、「議会は住民自治の基盤であり、民意の集約が重要である」と再確認する場面が見受けられた。
また、特に議会事務局の人事に対する配慮が求められる中、副市長や総務部長もその必要性を認めていたが、具体的な施策については明言しなかった。