令和4年3月16日、小諸市議会は定例会を開催しました。
ウクライナに対するロシアの軍事侵攻に関する決議が議題に上がり、議員からさまざまな意見が出ました。
決議案は、国際法違反や国連憲章に反する行為として、ロシアの行動を強く非難するものでした。
議長の清水喜久男議員は、会議の冒頭にウクライナの犠牲者を悼み、1分間の黙祷を実施しました。出席した議員17名は、ウクライナの人々を思い、心を一つにしました。
続いて、議会運営委員長の福島鶴子議員が、決議案の内容について説明を行い、ロシアの侵攻がもたらした人道的な危機に触れました。楚山伸二議員は、文案の人権に関する部分について質疑を行い、命の重要性や避難民への支援が必要と強調しました。
福島議員は、人権に関する解釈について、避難者への支援が含まれているとの意見を述べました。一方で、ロシア国民の人権に関しては言及しないことが確認されました。
さらに、決議案の採決は全議員の賛同の中で即決され、原案通り可決しました。この決議は、政府がロシアに対し経済制裁や人道支援を行い、軍事侵攻を即時に中止することを要求する内容です。
小諸市議会は平和を求める姿勢を強く打ち出し、国際社会と連携して平和施策に取り組む重要性を再確認しました。
今回の議会開催を経て、小諸市は引き続き人権を元にした施策を進め、市民と共に平和を希求し続ける姿勢を明確にしています。