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小諸市議会で学校教育や松くい虫対策など多様な議題が討議

小諸市議会で学校教育の理解促進や松くい虫対策が議論され、地域連携が重要視された。
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令和5年12月の小諸市議会定例会では、教育、環境、福祉といった幅広いテーマが議論された。

まず、学校教育に関する質問が交わされ、楚山伸二議員が小中一貫教育の導入について一般市民の理解が不足しているとの内容を指摘した。

彼は、小中一貫教育による教育内容の変更について具体的な説明が欠けているため、さらに広報活動が求められると述べた。教育長の山下千鶴子氏は、すでに多様な広報手段を用いて教育理念を発信していると強調した。

続いて、青木春美議員が松くい虫対策について質問し、日々の監視と対応の重要性を指摘した。市長の小泉俊博氏は、市では被害調査や補助金制度を整備していると答えた。他にも、有害鳥獣対策としての熊の被害に関する言及があった。

青木議員は実情についても説明し、市では対策として電気柵の設置補助を行っているという。

いじめ・不登校に関する現状についても質問があり、中村美奈子議員は、現行のいじめ防止策に基づく取組の強化を求めた。それに対し、教育長の山下氏は、学校での心のケアや、家庭・地域の協力が重要であると述べた。

最後に、除融雪事業についての質問があり、特に高齢化社会の到来を踏まえた地域の協力が求められると指摘された。市長は、地域の連携が行政の支援と共に肝要であると認識を示した。

議会全体の流れとしては、広報活動の充実、地域との連携強化が今後の重要な課題として浮かび上がった。市長及び教育長は各々の立場で、環境整備と市民の安全を両立させる政策に引き続き力を入れていく考えを明らかにした。また、市民とのコミュニケーションを大切にしながら、理解を深めていく必要性が再度認識された。

議会開催日
議会名令和5年12月小諸市議会定例会
議事録
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