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通学路の安全確保や医師不足対策など議論を活発化

小諸市議会定例会では、通学路の安全確保やコロナ禍における教育支援が主要テーマに。特に医師不足対策への関心が高まる。
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令和2年12月に開催された小諸市議会定例会では、さまざまな重要事項について討議され、自民党の小林重太郎議員が通学路および未就学児の散歩コースに関する安全確保について質問した。

小林議員は、通学路の危険箇所の把握や改善が求められる状況について説明し、具体的な対応策を問うた。

この質問に対し、建設水道部長の三井信幸氏は、毎年行っている合同点検の結果として、79件の危険箇所の申請があり、38か所に対する改善対応が進行中であることを報告した。特に、ブロック塀の危険性についての認識も示され、民間の対応についても協力が求められる。

さらに、コロナ禍における児童および生徒への影響と教育支援についても話題になり、相談件数が21件に達したこと、スクールカウンセラーの活動実績が87件に上っていることが紹介され、福祉的支援やひとり親家庭への対策が求められた。

次に、相原久男議員の「新しい生活様式」を踏まえた市政運営としての質問では、予算編成方針について総務部長が、感染症対策、地域経済支援の重要性に触れつつ、また補助金の詳細を示しながら進める意向を示した。

公共施設に関する質疑では、廃止を計画している教員住宅の解体についても具体的な対応が話し合われ、早急な計画の実施が求められた。

最後に、福島鶴子議員からは、交通手段の確保が新型コロナウイルスの影響で難しい状況における地域交通のあり方や、自家用車による有償運送制度の導入を考えるべきである旨が強調された。

このように今回の定例会では、地域住民の安全・安心な移動及び生活の質の向上が主なテーマとなり、様々な意見や提案が出された。市は引き続き、これらの声に耳を傾け、具体的な施策の実施に向けて努力することが求められている。

議会開催日
議会名令和2年12月小諸市議会定例会
議事録
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