令和4年3月、小諸市議会において、重要な議題が盛り込まれた定例会が開催された。
各議員からの発言では、特に「小諸市の住環境整備について」が注目されている。楚山伸二議員は、市営住宅や県営住宅の現状に触れ、空き家問題や高齢者、親子世帯の住環境について懸念を示した。「見守りモデル団地」として、安心して生活できる場を提供することが求められている。
また、学校の再編・統合計画については、小林一彦議員が提起した。併設型小学校・中学校の設置が提案されており、教育の質を保ちながら地域のニーズに応える形が模索されている。教育長は「併設型学校の形態を考慮中」とし、慎重な対応を約束した。
一方、高橋公議員は佐久平駅へのアクセス道路計画に関して問い合わせた。小泉市長は佐久市長からの発言を評価し、それが本市にとっても重要であるとの認識を示した。道路整備により、地域活性化を目指すとの意向が強調された。
そして環境施策について中村憲次議員が質問した。特に「太陽光発電設備設置におけるガイドライン違反業者への対応」が議論された。市民生活部長は、ガイドライン違反について適切に対応する考えを示し、規制の強化を支持した。特に、現行の法令やガイドラインの整備が求められていることが強調された。 国の法律改正によって、再生可能エネルギーの促進が求められる一方で、地域住民の生活環境の保護とのバランスが難しいところである。
市長は、再生可能エネルギーの重要性を認識しつつ、条例の検討も視野に入れるとし、市民の不安を軽減するために尽力する意向を示した。