令和元年6月4日、小諸市議会定例会が開催された。本会では、清水喜久男議員から小諸市行政の喫緊な課題についての質問が行われた。
質問の中で、公共施設における喫煙場所について議論が行われ、清水議員は他自治体の分煙施設設置を踏まえた質問をした。これに対し、市長の小泉俊博氏は、健康増進法の改正を受け、全庁舎の敷地内を全面禁煙とする方針を述べ、利用者のニーズを受けた分煙場所設置の必要性も言及した。
次に、越流災害に関する教訓と復旧工事についても言及があり、復旧工事費は約2億4千万円で損害賠償が約5千6百万円であることが報告された。市長は、防災減災対策の強化を進める考えを強調した。
また、人口減少対策として地域横断的なプロジェクトチームの立ち上げについても議論され、清水議員は近隣自治体との連携を求めた。
次に、田中寿光議員から複合型中心拠点誘導施設に関する質問が続いた。市長は施設の設計が進み、スーパーツルヤとのテナント契約も進展していることを説明した。施設の利用者には、地域住民だけでなく、訪問者へ効果的な体験を提供することが重要であるとして、地域との連携を強調した。