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小諸市議会、コロナ対策と市政運営が焦点

小諸市議会の令和2年6月定例会で市長は新型コロナ感染症対策を強調し、補正予算を提案した。議案は全て可決。
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令和2年6月小諸市議会定例会が開催され、市長の所信表明が行われた。

小泉俊博市長は、これまでの市政を継続し市民の期待に応える決意を表明した。また、今回の議会では新型コロナウイルス感染症に関する議題が多く挙げられ、市民生活への影響最小化を図るための様々な対策が議論された。

市長は所信表明で、「小諸市に元気と誇りを取りもどす」ことが自らのスローガンであるとし、持続可能なまちづくりに全力を尽くす考えを強調した。特に新型コロナウイルスへの対応として、特別定額給付金の給付や市内全域での感染予防策についての進捗を報告。在宅での生活支援や、地元事業者向けの支援策をもり込んだ補正予算が提案されており、効果的な施策についても言及された。

議案が実施される期間は6月から12月までの予定で、様々な社会経済活動を再開する中でも、引き続き感染防止対策が道筋として求められると述べた。議会運営委員会では、議員から一般質問の短縮や代表質問のみとすることで、徹底した感染症対策を取り入れることも決定された。

このような中、市長は補正予算の内訳として、繰越明許費の増額により市内の交通安全確保、福祉施策の拡充を図る方針が示された。特に、交通安全対策や高齢者支援に向けた具体的な取り組みが必要であると訴え、多くの議員も賛同した。議案第46号では、重度心身障がい児年金条例が廃止されることも決定したため、今後の福祉充実に向けて制度見直しが行われる。

最後に、議案第50号の可決により、市長及び副市長職の給料が一定期間減額されることが決まり、市民生活に寄り添った市政経営を進める姿勢が示された。議会は、今後も市民との対話を大切にし、安心安全なまちづくりを進めていく決意を新たにした。

議会開催日
議会名令和2年6月小諸市議会定例会
議事録
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