小諸市議会定例会が11月26日に開会し、重要な議案が提案されました。
議会の中で、新型コロナウイルス感染症に関する対策が強調されました。市長の小泉俊博氏は、新規感染者の増加に危機感を示し、「市民の皆様には新しい生活様式に沿った感染予防の徹底をお願いする」と述べています。
また、小諸市の財政についても話し合われました。議案の中には、補正予算関連の項目がありました。特に、令和2年度小諸市一般会計補正予算(第9号)及び第10号についての説明が行われました。
この補正予算は、新型コロナウイルス感染症対策関連の経費が含まれており、総額で800万円の増額が見込まれています。
議案第93号、小諸市総合計画第11次基本計画の策定についても重要な内容です。この計画は、令和2年度から令和6年度までの4年間をカバーし、市の発展に寄与することを目指しています。特に、庁内若手職員のプロジェクトチームによる取り組みが新たな試みとされています。
市の経済活性化についても議題となり、これは市内の経済を応援する「こもろ応援チケット」の取り組みなどが挙げられました。市長は多くの応募があり、地域経済への期待感が高まっていると説明しています。
最後に議会運営委員会による委員会活動や、質疑応答も行われ、多くの議員が次期の計画を注視する姿勢が垣間見えました。特に、小諸市固有の課題に対する様々な視点からの意見が交わされ、今後の方針を探る場となりました。