令和4年9月、小諸市議会定例会の第4日が開催された。
会議では、各議員による一般質問が行われ、特に福島鶴子議員が自主財源の確保を求める発言が目立った。市長の小泉俊博氏は、税収以外での自主財源確保の手法として、ふるさと納税や企業版ふるさと納税の活用を挙げた。実際にふるさと納税は、前年対比で約60倍に増加し、地域にとっての重要な財源となっています。
また、神津眞美子議員は、市長の政治姿勢を問う質疑を行った。具体的には旧統一教会との関係について市長が説明責任を果たすよう強調した。市長はこれに対して、情報提供の徹底を図る考えを示した。
さらに、高橋公議員が南城公園流水プールの跡地利用について質問を行なった。市は駐車場の整備を優先し、国民スポーツ大会に向け、駐車場として利用する方針を明確にしたが、将来の利用計画について市民の意見も取り入れる方向性が示されている。
田邉久夫議員は少子高齢化について、特に市の人口減少問題に対する施策を議論した。市長は人口減少に対し、企業誘致や移住施策が効果をあげていると報告し、社会増減に注力しその影響を減らすべく努力しているとした。