令和4年第1回軽井沢町議会の定例会が開催された。
町長の藤巻進氏は、挨拶の中で2023年に予定されているG7外相会合の準備の進捗を報告した。特に、官民が連携することの重要性を強調し、受け入れ体制の確立に向けた努力について述べた。
町長はまた、これに伴う町民会議の設立について言及し、その意義を説明した。議会の開催を通じて、G7外相会合を成功させるために必要な対応を準備していることが伝わった。加えて、軽井沢町が国際的なリゾート会議都市としての評価をさらに高めることを期待していると発言した。
さらに、今回の議会では令和4年度一般会計補正予算が上程された。上原まち子総務課長が詳細な提案理由を説明し、新型コロナウイルスの影響による支援策についても言及した。具体的には、低所得世帯や新型コロナの影響で困窮する世帯を対象にした支援給付金が設けられている。これに関連して、川島さゆり議員からは、申請に関する問題が提起され、家計急変の認定基準についても質疑が行われた。
町は、支給対象者の周知方法の工夫を図る方針を示し、今後の情報発信や説明の充実を約束した。この補正予算案は、全会一致で可決され、議会は無事に終了した。在職中議会の運営に感謝の意を表した藤巻町長は、執行について速やかに進める考えを述べ、姉妹都市ウィスラー市の市長選挙の結果についても言及した。
議事は時間通りに終了し、町長を始めとする議員たちは今後の課題に取り組む決意を新たにした。町民の生活を支える重要な施策が進められる中、引き続き議会での議論が期待される。