令和3年第1回軽井沢町議会定例会が7月30日に開催された。議題では、一般会計補正予算案が中心となり、質疑や討論が行われた。
議長の土屋好生氏が開議を宣言し、開会の挨拶を行った。町長の藤巻進氏は、伊豆山の土砂災害の被害者に追悼の意を表した後、東京2020オリンピック開幕を祝した。オリンピック開催の意味や地域への貢献についても言及し、特にスポーツ振興での地域活性化を強調した。
本議会の主要な議案である一般会計補正予算案については、総務課長の上原まち子氏が詳細な説明を行った。発表によれば、補正予算の内容には、新型コロナウイルス感染症対策としてのファイト商品券事業が含まれ、町民が利用できる額面が見込まれている。これに対し、横須賀桃子議員が郵送方法や広報活動について質問した。
観光経済課長の中山茂氏は、前回商品券事業の効果を報告した。換金額は約9960万円に達し、参加事業所も471に上る。高い換金率が示すように、地域経済へのプラス影響は大きかったとされる。
また、補正予算には、軽井沢カーリング活性化プロジェクト推進事業も採用されており、町外からの訪問者や町民に対するPR活動の強化が求められている。カーリング体験や大会の開催も計画されていることを伝えた。